◆2008年11月 月例研究会
2008年11月13日(木) 18時半〜20時半

場所: 青山学院大学 総研ビル11階19号会議室
テーマ: 「知財推進計画2008(リバースエンジニアリング、研究目的の著作物の利用フェアユース等の立法動向) + ELNから推進計画2009要望」
報告者: 内閣官房 知的財産戦略推進事務局
参事官補佐 川合 現 
概要等:

現在以下の著作権法改正審議が行われています。
1 コンピュータプログラムのリバースエンジニアリングを許容する制限規定
2 研究目的の著作物の利用に関する制度規定
3 フェアユースの著作物の利用に関する制度規定

これらはいずれも著作物の利用を促進しようという方向にあり、1、2は賛成することが多く、 3は営利事業についてもあてはまるかなど審議しているところです。
これに加えてもっと大きな問題が審議されています。
デジタルコンテンツのマルチユースを促進するために著作権法とは別に 「デジタル・コンテンツ法」を規定するかという提案です。
デジタルコンテンツにつき重畳的を一元化、報酬請求権化などの対応によって利用を促進しようとする デジタルコンテンツやこれをコントロールするシステムを保有するのです。 これらの改正事項についてはELN会員企業はどう考えるのでしょうか。
さらに、知財戦略本部は2009年推進計画に向けてELNの会員からの要請を聴取したいということもあります。
知財大変革の動向を知る機会であると考えます。多数のご出席をお待ちしております。

◆2008年9月 月例研究会
2008年9月9日(火) 18時〜20時

場所: 青山学院大学 総研ビル11階19号会議室
テーマ: アジアにおけるコンテンツビジネスの現況と出版社の役割−まんがを中心として−
講師: 大亀哲郎氏(株式会社小学館 法務・ライツ局ゼネラルマネージャー)
担当: 伊藤真弁護士(当ネットワーク理事/法律特許事務所イオタ)
概要: 主に漫画を題材にして、下記の内容について具体的な事例を挙げてご説明いただく予定です。

1.アジアにおけるコンテンツビジネスの現況(例えば、韓国における漫画配信ビジネスの現況、その他)
2.雑誌出版物の著作権侵害事例や漫画タイトルなどの第三者による商標取得とその対応の事例など
3.上記のようなコンテンツビジネスや侵害状況に対応した出版社の取り組み 

 

◆2008年7月 月例研究会
2008年7月8日(火) 18時〜20時

※当会は、第二東京弁護士会継続研修の外部研修団体に認定されました。
 第二東京弁護士会の方は、月例会にご参加なさいますと、外部研修として2単位が付与されます。


場所: 青山学院大学 総研ビル11階19号会議室
講師: 日本放送協会 ライツ・アーカイブスセンター
著作権・契約担当部長  梶原 均氏
担当: 龍村 全弁護士(当ネットワーク理事/龍村・オーシャリャン法律事務所・外国法共同事業)
テーマ: 「NHKオンデマンドと権利処理の課題について」
概要:

NHKでは12月からの有料のオンデマンド配信に向けて、 権利者団体とのルールづくりや権利処理を行っているところです。
これまでにも放送コンテンツの権利処理の課題については各省庁をはじめ様々なところで議論されていますが、 実際の権利処理を通して見えてきた新たな課題などにも触れながら、 サービス開始に向けた権利処理の取り組みについてご紹介します。

1.NHKオンデマンドサービスとは
2.ネット配信の環境作り−日本経団連での議論について
3.権利処理の課題と対応について
 (1)過去の放送番組の権利処理
   −すべての出演者の了解が必要か?
    @著作権に関わる課題
    A一般人のプライバシーや肖像権に関わる課題
    B所有権に関わる課題
 (2)今後制作する番組の権利処理
   −契約書や承諾書を必ず取得する?

 

◆第5回シンポジウム
平成20年5月31日(土)13時30分〜16時30分
(13時より、総会)


場所: 大手町サンスカイルーム24階会議室
(千代田区大手町2-6-1朝日生命大手町ビル)
主催: 特定非営利活動法人エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク
後援: 知的財産戦略本部・文化庁・経済産業省・総務省(予定)
会費: 無料
テーマ: 「エンタメの現状認識と活性化」
概要:

【基調講演】13時30分〜14時
角川歴彦 氏 (株式会社角川グループホールディングス 代表取締役会長兼C.E.O. )

【パネル・ディスカッション】 14時〜16時半
吉田大輔 氏 (知的財産戦略推進事務局 次長)
中村伊知哉 氏 (慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授)
熊田 洋 氏(株式会社GDH 海外事業部門 副部門長)
関本好則 氏 (NHK放送総局 特別主幹)
三尾美枝子 弁護士 (ELN専務理事)
横山経通 弁護士 (ELN専務理事)
モデレータ:牧山嘉道弁護士(ELN専務理事)
        ※順不同

※ご登壇を予定しておりました石川真一郎 氏 (株式会社GDH 代表取締役社長)が急遽ご欠席となりましたので、代わりに、熊田 洋氏(株式会社GDH 海外事業部門 副部門長)がご登壇されます。
ご了承ください。

議論テーマ:
(1) デジタル化・ネットワーク化時代における法制度・契約ルールのあり方
  *権利者の利益と利用者・公共の利益の調和
  *インターネット上でのコンテンツ流通の促進
(2) 海外展開のノウハウ
(3) 知的財産の保護−法律かソフトローか
(4) 知的財産・エンターテインメント専門弁護士の育成と活躍の舞台

※シンポジウムの入場は無料で、会員以外の方もご参加いただけます。
※シンポジウム終了後、同ビルの27階にて懇親会を予定しております。
こちらも無料です。 

お誘い合わせの上、ぜひご来場ください。たくさんのご参加お待ちしております。

◆2008年3月 月例研究会
2008年3月13日(木) 18時〜20時


場所: 青山学院大学青山キャンパス 総研ビル11階 第19号会議室
テーマ: 「プロ野球球団経営について」
講師: オリックス野球クラブ株式会社
管理本部企画グループ副部長 菅文博 氏
担当: 横山経通 弁護士
事務局: 吉羽真一郎 弁護士
概要:

わが国で最大のスポーツビジネスといえば、やはりプロ野球です。
今回は、球団やリーグがどのように運営されているか、どのようにして収入をあげているかについて講師に 以下のような項目についてお話しいただき、プロ野球発展のために法律家が果たせる役割について考えていきたいと思います。

  • 球場運営
  • 放映権
  • ネーミングライツ
  • 選手の獲得
  • リーグや野球機構の役割

◆2008年1月 月例研究会
2008年1月21日(月) 18時〜20時


場所: 青山学院大学青山キャンパス 総研ビル11階 第19号会議室
テーマ: 「オリンピックをめぐる契約の実務」
講師: TMI総合法律事務所 五十嵐 敦 弁護士
担当: 小西 透 弁護士
概要: 1.スポーツイベントの開催・運営をめぐる契約・権利関係の概要
2.スポンサーシップ契約、放映権契約、ライセンシング契約等における実務上の問題点
3.権利のエンフォースメント活動及びその他の紛争解決

講師の五十嵐敦先生は長野オリンピック組織委員会(NAOC)の顧問法律事務所の一員として、 長野オリンピックに関する契約の交渉・作成その他紛争解決に関与され、そのお立場から、 実務上生じた様々な問題点等を中心にお話をして頂きます。

Copyright (C) 2005 ELN All Rights Reserved.